6月8日に株式会社geneさんの方で行われた勉強会に参加してきました。
結論から言うと、EBMの手順や論文を読み解く力、人がなぜ行動するのか、患者・セラピストにかかるバイアス、SDM(シェアードデェジションメイキング)の手順といった、自分に足りない知識や技術を痛感しました。
(今日説明があった内容ほぼ全てでした笑)
最近、目標設定に関する勉強会や書籍にて学び、臨床でも重要性を再認識しているところですが、特に意思決定に関することがわからなすぎて。
職場でもEBMが重要・EBMができるセラピストの育成などの方針がありましたが、手段的なことは個人レベルの自己研鑽扱い…エビデンスに固執し、経験レベルの考えは、内容を問わず否定的に見られやすく…
なんとなく違和感は感じましたが、自分も知識がなく言語化できず…動くことができず…
臨床でしっかりとした方法ができるように、具体的な方法が学びたく、参加させて頂きました。
冒頭でも書いた通り、分からないこと・本気で勉強した方が良いことが発見できたことが、とても大きな収穫でした。
勉強していくポイントとしては、
①行動科学(行動変容に向けて)
②基礎的な統計学用語の理解(情報を読み解けるため)
③システマティックレビューの方法を理解(情報を読み解けるため)
④自分自身のバイアス傾向の把握(SDMに向けて)
⑤患者のバイアス傾向を、把握できるための思考過程の練習(SDMに向けて)
⑥説明・共感に向けたコミュニティケーションの練習(SDMに向けて)
⑦臨床における思考過程の系統化
めちゃくちゃ多い!汗
今まで勉強してこなかったツケですね汗
しかし、EBMやSDMを取り扱っている書籍の紹介があり、今回の資料含め教材としては揃えていきやすいと感じました。
(書籍はPT・OT・STのための診療ガイドライン活用法、SDMに関しては今後発売予定みたいです。アメリカでは、養成校の段階でSDM等学ぶらしく、翻訳本が発売されるみたいです。)
今回、得ることができた情報を整理していくと共に、伝達講習などで仲間を集えれば…
また、勉強した内容は、自分の思考過程の整理含めて、記事にまとめていければと思います。